おかき、せんべい、煎餅、米菓、菓子、おかしといえば 一宮の 菊一あられ 電話番号0586-45-6255

あられができるまで

もち米を丹念につく、焼き上げる。長年の技が光る、菊一あられのものづくり。

あられができるまで

米菓にはうるち米を使った「せんべい」ともち米を使った「あられ・おかき」に分かれます。 「あられ」の製造はもち米を丹念に搗いたもちからあられの生地を造り、その後焼き上げ・味付けを行い出来上がります。 あられが出来上がるまでには、もち米を洗米してから4日〜6日ほど手間隙かけて仕上げます。

もち米をつく
もち米の洗米
1日目
もち米の洗米
もち米を洗浄して米ぬかをしっかりと取り除いた後に、大きなタンク内で一 晩水に浸します。
もち米の蒸し上げ
2日目
もち米の蒸し上げ
一晩水に浸し十分に水分を持ったもち米を専用の蒸し機で蒸しあげます。蒸し機から出て来ると柔らかいおもちとなっています。
餅つき
餅つき
ふたつのうすが付いた餅つき機で、餅をクルクルと回しながら杵で丹念につき上げます。ここでしっかりと餅つきをすることでおもちがしっかりと出来上がります。あられの種類によって餅のつき具合をきめ細かく調整します。あられの種類によって、海老・青のり・ごまなど色々な味つけを行います。

ポイント もちつきのポイント

菊一あられ特有のふっくらとしたあられを焼き上げるには、ここでのもちを作り上げるのが最大のポイントとなります。あられの種類によってもち米の蒸し加減をしたり、杵でのもちつきの具合の調整を行い最良のもちを造ります。


もち場担当 吉田

餅の冷却
2〜3日目
餅の冷却
専用の容器(円盤)に餅を入れ、その容器を機械で積み上げます。その後冷蔵庫で餅を2日から3日程かけて十分に冷やして固めます。
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生地づくり
もちの切断
4日目
もちの切断
容器(円盤)の餅を「削り機」と「切断機」を使ってあられの生地を作ります。ここで大きさや厚さをあられに合わせて機械を調整して色々なあられの生地を作ります。
生地の乾燥
4〜5日目
生地の乾燥
あられの生地を「生地乾燥機」を使って1日〜3日ほど掛けて乾燥させます。ここでの生地の乾燥は美味しいあられを作る上で非常に大事な作業であります。

ポイント 生地の乾燥のポイント

あられの生地の乾燥具合で焼き上げ具合が大きく左右されるためにここでの作業には大変気を使います。微妙な温度や湿度によって乾燥具合が変化するために、乾燥中の生地を触って時間や温度管理を行うために、長年の経験が必要となります。また、生地を乾燥から休めるために何度も機械に入れたり出したりするため、1日に20kgほどの生地を持つために大変重労働です。


工場長 河合

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焼き上げる
生地の焼き
6日目
生地の焼き
乾燥したあられの生地が大きなトンネル釜をゆっくり進むと、ふっくらときつね色に焼きあがって出てきます。あられの生地は乾燥具合が微妙に違いがあり、またその日の温度や湿度などによって焼き上がり具合が大きく違ってくるため、ここでの火加減の調整が職人の技が光るところです。
味付け
味付け
アツアツに焼き上がったあられにたまり醤油ベースの菊一あられ独自のブレンドした秘伝のたれをしっかりと味付けをします。その後醤油で味付けしたあられをじっくりと乾燥させあられが出来上がります。

ポイント 味付けのポイント

菊一あられ自慢のたまり醤油ベースの「秘伝のたれ」は、あられの種類に合わせて丁寧に時間を掛けて調合を行います。必要な分だけをその都度仕上げるため毎日欠かせない作業です。


味付け風景

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